中央と地方の命の格差

まず医療については、この新潟県をはじめとする地方では、医師の数が足りません。新潟県の人口10万人当たりの医師数は165人で、47都道府県中39番目、東京の6割程に過ぎません。今医療は日進月歩です。新しい治療法で、助からなかった命が助かり、治らなかった病気が治るようになっています。しかし、その最先端の治療が、地方では、医師の数足りなくて受けることが出来ません。これでは、中央と地方で命の格差があるとになります。私はぜひ、都道府県ごとに、人口比例で医師数を割り当てることで、この地方と中央の医療格差をなくしたいと思います。

年金には二つの不公平

 次に年金ですが、年金には、二つの不公平があります。一つは、制度間の不公平、もう一つは、世代間の不公平です。
 まず制度間の不公平ですが、公務員だった方の年金の平均支給額は23万円です。これに対して、国民年金は、最高で6万6千円にすぎません。これで暮らすのは不可能です、あまりにも不公平でしょう。現役時代に公務員だったか、会社員だったか、それとも自営業、農業、若しくは非正規雇用だったかで、これほどまでに老後の安心が異なることを正当化できる理由はありません。私は是非、共済・厚生・国民年金を統一して、同一の年金制度とし、すべての職業の人に、同じ老後の安心を保証する制度を作りたいと思います。
 また年金には、もう一つ、よく言われているとおり、世代間の不公平があります。今のままの制度では、20代、30代の若い方々は、将来年金を受け取ることが出来なくなり、制度が崩壊してしまいます。年金制度の統一と同時に年金給付の合理化を実現して、若い方々も安心して年金を受け取れる、年金制度を作りたいと思います。

介護は施設と人が足りない

 最後に介護制度についてですが、これは、施設・人の不足に尽きます。現在特別養護老人ホームに入れずに待っている所謂介護難民の方は、50万人いると言われています。TVをご覧の皆さんの中にも、ご両親、ご祖父母、そしてご自身の、介護に不安を抱えている方もおられると思います。この問題が放置されているために、介護を理由に、職を辞める人まで出ています。介護を必要とするすべての人が、十分な介護を受けられる施設を作ることは、国の責務です。私はぜひ、しっかりと介護に予算を振り向けて、誰もが安心して介護を受けられる体制を、作りたいと思います。



安心・安全な国家は、医療・年金・介護制度がばんぜんであってこそ

 今政府は、国を挙げて、防災にまい進し、公共事業によって国土を強靭化しようとしています。勿論、必要な道路、必要な橋は作らなければなりません。しかし、恐縮な言い方ですが、今テレビをご覧になっている方々の中で、本当に災害にあって、大けがをされる方、命を落とされる方は、そう多いわけではありあません。一方で、今テレビをご覧になっているほとんどの方が一生に一度は大病をし、やがて年を取って年金を受け取り、そして何時かは介護が必要になります。
 それに備えてこそ、誰もが安心して、十分な医療・年金・介護を受けられる制度を作ってこそ、本当に安心・安全な新潟と日本ができます。私は国政の場で、是非それを実現したいと思います。